所長ブログ

‘所長の部屋~お薦め図書~’ カテゴリーのアーカイブ

ぼくらの仮説が世界をつくる

2018 年 2 月 28 日 水曜日

1.世界は、誰かが思い描いた『仮説』でできています。

スマートフォンもインターネットもパソコンも。車に電話、飛行機やロケットだって。

あなたの身の回りのものは、ほとんどがたった一人の『仮説』から生まれたものです。

誰かが「こうなるはずだ」「こうするとみんながハッピーになるぞ」と思い描いた大胆な『絵』から世界はつくられていくのです。

世界は、誰かが思い描いた『仮説』でできている。

そして、『誰か』とは、『あなた』のことです。

 

2.「何かを成し遂げるためには、仮説・検証が重要だ」しかし、日常的にそれを実行するクセのついている人は、どれだけいるのでしょうか

 

3.「情報→仮説→実行→検証」という順番で物事を考えるのではなく、「仮説→情報→仮説の再構築→実行→検証」という順番で思考するということで、現状に風穴を開けることが出来る。

過去の数字を集めてきても新しいことはできません。

 

4.「仮説を立てる」とは、何か?仕事をするときに抱いているイメージが、「ドミノの一枚目を倒すこと」連鎖の起きるドミノをきちんと倒せば、確実に変化を起こすことが出来る。

 

5.マーク・トウエインの『トムソーヤの冒険』のエピソード!

罰としてペンキ塗りをさせられていることのなったトムソーヤを、友達は冷やかしにきます。でも、トムが楽しそうにやっている様子を見て、「ペンキを塗らせてほしい」と友達が言いだします。

トムはそれを友達にはやらせません。そして、どうしてもやりたくなった友達は、自分の宝物をトムに渡して、ペンキ塗りをやらせてもらったのです。

 

6.魔法のような一手は、どこにもありません。誰も気づいていません。一枚目のドミノは、「基本」である。

じつは、それ以上に、それは、「たった1人の熱狂」です。熱狂している人が仮説を立てるのです。それが、2枚目のドミノ。3枚目のドミノは、もう一人では倒すことはできません。熱狂している人の周りに集まってきている人たちが倒すのです。それで、やっと、僕らの仮説が世界をつくることが出来るのです。

数字は人格

2018 年 2 月 14 日 水曜日

社長の7~8割は、自社の決算書を見ていないと言われています。著者の小山昇氏いわく社員にとっては、お金を持っている社長、数字に強い社長だけが人格者です。いざという時に困らないだけのキャッシュを持つ、そしてそのキャッシュをつくるための数字を理解する。この2つさえできれば、会社をつぶさず、社員を幸せにできます。

  1. 借金は、することが正しい
  2. 経営は「率」ではなく「額」
  3. 会社は黒字でもつぶれる。役2分の1は“ 黒字倒産”でした。キャッシュが会社の命綱
  4. キャッシュは、月商の3か月分が必要なのは、顧客が倒産といった予想外のアクシデントが起きても、しばらく耐え忍んで次の一手を打てるからです。
  5. キャッシュを重視する理由は、未来の投資の原資になるからです。攻めの投資はキャッシュがあればこそ。
  6. 投資先は、「お客様増」「社員教育」「インフラ整備」の3つだけ。会社を継続的に成長させるには投資が必要です。
  7. キャッシュをつくる方法は、「①事業で利益を出す」「②減価償却する」「③銀行から借り入れる」この3つしかありません。
  8. 奥さんに経理をやらせてはいけない。1円単位のコストカットが進むと同時に、100万円単位、1000万単位の投資にもブレーキがかかります。
  9. 返済能力は、「経常利益の4分の1+減価償却費+予定納税額」で計算します。
  10. 借入するときは、変動金利より固定金利。目先の金利に惹かれて、リスクヘッジが難しい変動金利で借りるのはよくない。
  11. 銀行の評価がアップするには、「経営計画書」「経営計画発表会」「銀行訪問」の3点セットです。
  12. 銀行が信用するのは、約束を守る会社です。時間を守らない会社は約束も守らない。
  13. 経営は、現金で始まり、現金で終わる。

今月のお薦め図書 小山昇著 『数字は人格』 ダイヤモンド社
税理士 尾 中  寿

BS経営のススメ

2018 年 1 月 19 日 金曜日

 

経営者として、会社の実態を明確に把握するためのシステムを整備せず、経験と勘だけを頼りにし、会計はドンブリ勘定となっていませんか。そうなると、経営判断を誤り、最終的には資金繰り行き詰まってしまいます。そのためには、損益も大切ですが長期的には貸借対照表重視の経営は不可欠になります。

1.経営とは、環境対応業です。どんなに素晴らしいビジネスモデルにも寿命があります。

2.経営者は、長期的には、常に企業の安全度を測る指標である「自己資本額」を高くすることを念頭に、企業を発展させていく必要があります。

3.B/Sは、その企業が「どれだけの財産を持っているか」「入ってきたお金がどんなふうに使われているか」を具体的な数字で示したもの。

4.企業の骨格や筋肉となるのが自己資本。B/Sの「資産」「負債」「自己資本」の3つのバランスを見ることで、その企業の大まかな財務体質が見えてきます。

5.B/Sは、誕生以来、今まで活動してきて基礎体力がどれだけあるのかとか健康状態をチェックする「体力測定簿」か「健康診断書」のようなものです。

6.自己資本比率の高さは、ここ資本の裕福さを示すと同時に借金依存度を示すものです。よって、自己資本比率が高いということは負債が少ないということになります。

7.最低自己資本比率を設定するのが、「BS経営」の大きなテーマの一つです。必ずしも高ければ良いというわけではありません。

8.強い会社とは、B/Sの良い会社です。さらに、ROA(総資本経常利益率)とROE(自己資本利益率)の高い会社です。

9.『ビジョン=理念×夢』になっているか? ビジョンとは、「ありたい会社の姿」であり、

「どんな会社を目指すのか?」「どんな会社にしたいのか?」であり、変化対応していくものです。

10.B/Sは、結果でなく、明確な意思で作り上げるもの。大事なのは長期ビジョンと計画。

①1人1000万円の自己資本を目標

②社会的な信用力をつけレバレッジ経営を目指す自己資本として最低1億円を目標

11.拡大思考から質の経営へ! 1人当たりのモノサシを持てば、零細だから、小さい会社だからという理由で、卑下したり大企業との競争から降りることはない。

税理士 尾 中  寿

今月のお薦め図書 木村勝男著 『BS経営のススメ』 幻冬舎