所長ブログ

‘所長の部屋~お薦め図書~’ カテゴリーのアーカイブ

1年で黒字にする方法

2019 年 12 月 2 日 月曜日

経営者は、良い商品を売って売上を増やすことも大切ですし、たくさんの税金を納めることも欠かせません。多くの雇用をすることも重要ですし、地域社会に貢献することも大切です。しかし、最も大切なことは、「会社を潰さない」ということです。

1.会社が潰れる原因は、赤字だからでも、債務超過だからでもなく、会社に「現金」がなくなったら潰れるという事実を認識することです。

2.キャッシュを最大化する方法は、

  ①赤字販売せず、売上を上げる ②新規借入をする ③コスト削減 ④借入の返済を止める ⑤保有する資産を売却する ⑥増資をする ⑦配当を止める

3.キャッシュを最大化するための優先順位を間違えると致命傷になる。

4.企業永続を目指すには、損益計算書を「黒字化」にする以外に方法がない。

  ①売上を上げる(収益アップ) ②コストを下げる(コスト削減)

5.資金繰りに悩む根本的原因は、損益計算書の業績が悪いのに、根本的原因の解決策を考えることなく、銀行に依存することにある。

6.損益計算書の赤字垂れ流しを解決することなく、銀行から安易に融資を受けることは単なる延命措置に過ぎない。

7.損益計算書を黒字にすることなくして、永続企業にならない。よって徹底的に黒字になる方法を実行することのみに集中して考えることです。

8.黒字化を達成するためには必要

「たった1つ」のことは、使ったものを「記録すること」なのです。(ダイエットしたければ、食べたものを記録しろ!)

9.赤字の根本的な原因は、使ったものを「①記録していない」 「②記録したものが間違っている」「③記録したものを見ていない」の何れかです。

10.正しく記録し、そして記録したものを見る(ビジネスに活かす)ことにより、絶対に黒字化を達成することが出来る。資金繰りで窮地に陥っている会社の多くは、資金繰り表がありません。あったとしても、社長は見ていません。

11.黒字を達成するための3つの組み合わせは、①売上高を増やす ②粗利率を上げる

  ③販売費及び一般管理費を減らすしかありません。

12.売り上げを上げる3つの方法は、①既存顧客の売上を上げる ②新規顧客の売上を上げる ③新規ビジネスを展開することで考える。

12.粗利益率1%の改善のためには、①きちんと値決めをする ②安易な値引きをやめる

  今月のお薦め図書 武田雄治著「1年で会社を黒字にする方法」日本実業出版社

                             税理士 尾 中  寿

ザ・ビジョン

2019 年 10 月 1 日 火曜日

 

ビジョンがあるから集中でき、『全速前進』で進めるのだ。全速前進とは、明確なビジョンを持った時、自分自身を知り、何を基準にして、どの方向にすすめばいいのかを知ったとき、全力で進むことが出来るものだ。

1.共通のビジョンがあり、めざすべき目標と方向性がはっきりしていると強い信頼と尊敬で、進んで社員に責任を分担し自分で判断する権限を与えることが出来る。

2.『目的』というのは、自分がなぜこの会社で働いているのか、自分はなぜ生きているのかを理解すること。全員が『目的』の達成に向かって力を結集できるように、わが社の使命は何なのかをみんなが理解するということなのだ。

3.目的とは何か

①組織の存在意義である。

②単に事業の内容を述べたものではなく、「なぜ」という問いに答えるものである。

③顧客の視点に立って、その組織の「真の使命」を明らかにしたものである。

④偉大な組織は深遠で崇高な「目的」、すなわち社員の意欲をかきたて、やる気を起こさせるような、「有意義な目的」をもっている。

⑤表面的な言葉づかいより、そこから人々に伝わる「意味」のほうが重要である。

4.価値観とは何か

①目的を達成する過程で、どう行動していくべきかを示すゆるやかなガイドラインである。

②「自分は何を基準にして、どのように生きていくのか」という問いに答えるものである。

③価値観の内容を具体的に明らかにしないかぎり、どんな行動をとれば価値観を実践できるかはわからない。

④常に行動を伴うものでなければ、価値観は単なる願望にしかならない。

⑤メンバーひとりひとりの価値観と、組織の価値観とを一致させなければならない。

5.未来のイメージとは何か

①最終結果のイメージ。曖昧ではなく、はっきりと思い描けるイメージである。

②なくしたものではなく、つくりだしたいものに焦点をおく。

③最終結果に到達するまでのプロセスではなく、最終結果そのものに焦点をおく。

6.説得力あるビジョンを生み出すための三つの基本要素 

①有意義な目的 ②明確な価値観

③未来のイメージ

7.ビジョンとは何か

『ビジョンとは、自分は何者で、何をめざし、何を基準にして進んでいくのかを理解することである。』

 

今月のお薦め図書 ケン・ブランチャード&ジェーシー・ストーナー著『ザ・ビジョン』ダイヤモンド社

税理士 尾 中  寿

THE ONE THING 一点集中がもたらす驚きの効果

2019 年 8 月 30 日 金曜日

   日々、膨大な仕事量に追われ、右から左にこなしていく。そんなやり方では大きな成果は望めない。『ココ!』という1点を見つけ、そこに力を集中すれば、あとはドミノ倒しのように目覚ましい成果がもたらせる。仕事の『ココ!』の見つけ方と、その攻略法を教えよう!

 

1.   誰もが一日に同じだけの時間を持っているのに、なぜ他の人よりすっと多くのことをこなせる人たちがいるのだろうか?それは、彼らが核心をつかむことを物事の中心に据えているからだ。つまり、『的をしぼる』のだ。

 

2.   成功者は、本質を見抜く目を持っている。ある程度時間をかけて何が重要かを見極め、その重要なことを軸に一日を進めていく。成功者は、はっきりとした優先順位に基づいて働くのだ。

 

3.パレートの法則によれば、あなたが求めるものの大部分は、あなたの行為のごく一部によってもたらせる。

 

4.『一つのこと』がわが社のイメージを一変させた。100のアイデアから一つ。

 

5.意志の力が最もみなぎっているときに、最も重要なことを最優先してする。意志の力が低下しないうちに、最も重要な『一つのこと』をやってしまう。

 

6.質問の質がそのまま答えの質を決める。

 

7.私にできる『一つのこと』は何か?

 

8.最も重要な『ドミノ倒し』を来る日も来る日も実践していくところに魔法がうまれる。一日ずつ、鎖を切らないようにするだけで、やがて人生に強い影響力をもつ新しい習慣、時間の区切りの習慣が生まれる。

 

9.並んだドミノは、最初の『重要な一つのこと』を弾いただけですべてを倒してしまう。しかも、それだけでなく、より大きなものを倒すことが出来るのだ。それほどの力を生む『一つのこと』は何か、見きわめなければならない。

 

10.常識と思えることも本当は間違い、嘘なのだということを明らかにしている。自分にとって重要な、生活の様々な面、人間関係や健康、ビジネスなどで、その質を向上させることのできる『一つのこと』は何かを自問するのだ。優れた質問と優れた答えが大事でそれを追求し続けることが『成功の習慣』なのだ。

                              税理士 尾 中  寿

今月のお薦め図書『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』ゲアリー・ケラー著SBCreative