所長ブログ

2009 年 1 月 のアーカイブ

与党の平成21年度税制改正大綱が公表されました

2009 年 1 月 13 日 火曜日

平成21年度の与党税制改正大綱が公表されました。今後、国会で審議が行われますが、この大綱では景気の下降局面が深刻化する中、国・地方合わせて約1兆800億円の減税となっています。主な項目は以下の通りです。

  • 中小企業対策:法人税の軽減税率を平成21年度から2年間、現行の22%から18%へ引き下げ。また、中小企業で生じた欠損金を繰り戻し還付。
  • 事業承継の円滑化:承継する取引相場のない株式について、8割の相続税を納税猶予。
  • 住宅ローン減税:長期優良住宅を新築した場合、所得税と住民税を合わせて10年間で最大600万円控除。
  • 土地譲渡益を一部非課税:平成21~22年に購入した土地は、5年超保有後の売却時に譲渡益を最大1,000万円まで控除。
  • 株式市場対策:上場株式などの譲渡益と配当の課税軽減措置を平成23年まで継続。また、少額投資のための非課税措置を平成24年以降に導入。
  • 新車購入を支援:低公害車を買う場合、自動車重量税と自動車取得税を軽減・免除。

税理士 尾中 寿
今月のお薦め図書  守屋 洋 著 『右手に「論語」 左手に「韓非子」』 角川SSC新書

明けましておめでとうございます

2009 年 1 月 5 日 月曜日

貴社のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

中国の古典「中庸」に「君子は易(い)におりて、もって命をまつ。小人は険を行って、もって幸せを求む」という言葉があります。

こ れは、君子(立派な人物)は、与えられた場において、懸命にその責任を果たすそして、その結果どのように評価されるかは、天命にお任せしようということ で、人生も経営も、堅実かつ慎重、努力が基本であると指摘しています。一方小人は、一攫千金を狙ってバクチなど危険なことに手を出し、思わぬ利益を得よう とする。これによって金銭的幸福を求めようとするが、うまくいくはずがないと指摘しています。

事 業とは人、物、金、情報を使って、社会に貢献することが目的ではないでしょうか。そうならば経営者は、社会の信頼を得て永遠に発展するよう、君子の「易に おりて、もって命をまつ」を懸命に実践・努力し続ける「健全な経営」を行わなければなりません。業績を伸ばしている企業の多くは、本来の「健全な経営」を 行っているといいます。年の初めに当たり、自社の経営を見直してみましょう。

当事務所は、今年も貴社の事業発展につながるようご支援いたします。

税理士 尾中 寿
今月のお薦め図書  トム・ホプキンス著 『営業の魔術』 日本経済新聞出版社