場が人を育て、人が場をつくる

人材育成の場はなんと言っても仕事の現場ではないでしょうか。「場が人を育て、その人がまた場をつくる」この循環は、企業の発展・永続に欠かせないものです。そしてそれは、社員のやる気と職務遂行能力を”日常の業務を通じて”向上させるOJT(現場育成)の目指すところでもあります。不景気で人材育成に昔ほどお金をかけられないこともあって、現場における人材育成法、OJTがより重視されようとしています。

人が人を育成するときの出発点は、目標とすべき人物像を明示することです。「仕事ができる社員が欲しい」とはよく聞く言葉ですが、「仕事ができる」とは自社ではどういう人物を指すのでしょうか。何ができれば、どんな能力があれば、どんな知識があれば「仕事ができる」ことになるのか、それが具体的かつ明確になっている企業ほどOJTで成果を上げているようです。

また、自社にとっての「仕事ができる」人の行動指針や磨くべき能力を箇条書きにし明確にしておくことで、それぞれの部下の優れた点、いたらない点、特に指導が必要な点などが見えてきます。どんな人材に成長して欲しいのかを明確にしておくことは、人材育成の要点といえるでしょう。

税理士 尾中 寿

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