安藤忠雄に学ぶ
今、連休最後の日に世界的有名な建築家、『安藤忠雄氏』の建築された『近つ飛鳥博物館』に来ています。ここは、15年前くらいから私にとって心落ち着ける場所の一つであり自分自身では大切な場所になっています。先日2か月前くらいに、大阪市内のなじみの喫茶店で安藤忠雄氏に遭遇しました。感動のあまり会釈をしましたらにっこり笑って返していただきました。この方は、腰の低い方だなという印象を受けました。上から目線でなく謙虚な姿に感銘しました。他のお客様は、彼が誰だかもわかっておられない様子でしたが・・・・。定員さんにお聞きするとたまに来られるみたいでした。大阪生まれで貧しかった幼少時代からスタートし世界にまではばたかれ、今日では建築界のトップランナーとして活躍されています。彼の異端児で自分自身を信じ『追求心と努力』でここまで這い上がってこられたことは素晴らしいですね。われわれ文句ばかり言っている自分自身が恥ずかしくなります。今では、大学も出ておられないのに世界に安藤の建築哲学を伝えようとハーバード大学客員教授、東京大学名誉教授にもなっておられます。
どこに生まれるかは自分には選ぶことはできない『宿命』であるが、その後どのように生きていくかは自分の努力次第であるという『立命』が大切であることを教えてくれます。何事も他人や環境のせいにせず、「人生は自分で切り開いていくのだ!」という精神が大切であると改めて気づきました。
先日、安藤さんの講演がありましたが用事がありチャンスを逃しました。是非、私も一流の方と接する機会をつくり自分自身を磨いていきたいと思っています。