2010.8.29
読書は、面白い! パート3
ブログ大の苦手な所長の尾中です。もう9回目の登場になってしまいました。
前々回から私の趣味の『読書』についてご紹介しています。
私の本棚には、ピーター・F・ドラッカーの本は、30冊ほどあります。ここまでくれば、ドラッカーのファンですね。一番好きなのは、これも古本屋さんで購入した『経営者の条件』(野田一夫訳昭和41年初版でドラッカーの漫画の表紙に釣られて購入)を読んだ時、すごい本質を無駄なく言い切るすごさにひかれ、それから古本屋で探しまわり日々大学院時代読みふけったものです。今から思うと、時間もあり、アルバイトで少々のお金もあり、やりたいこと、好きなことができた一番充実していた時期だったのですね。良く図書館にも行っていました。懐かしく思います。
いい本に巡り合うと、同類のいい本に巡り合えます。これが本の良いところです。巻末に大概引用図書、お薦め図書、その著者の書いた代表作が載っています。そこからイモつる式に自分の好みの本に出会うことが出来ます。まさしく“類は友を呼ぶ“ですね。
今でも昔ドラッカーの書いたことは生きていますし、昔書いた本であるのに未来をことごとく予見していることにびっくりします。ドラッカーの予見に対して時代が誘導されているような気さえします。
今、ドラッカーブームであちこちにドラッカーとつければ売れており、書店ではドラッカーまがいまで置いています。そんな中、「もしドラ」がずっと私の行く本屋さんでは売れ行きNO.1になっています。
え!「もしドラ」知らないって? それは、遅れてますね。
正式には、岩崎夏海著『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』ダイヤモンド社で出ているものを省略して『もしドラ』と言っています。
モーニング娘を「モーむす」と省略している感覚でしょうか?
私も、“おっさん”になってきましたからついて行くのが精いっぱいです。
みなさん、これくらいは読んでね!
この本は、めちゃくちゃ弱い野球部をマネージャーが甲子園に連れていくために、マネージャーとは何ぞや!からスタートして『マネジメント』を勉強して紐解いて実践してゆくという読みやすい本でドラッカーを知って頂くのに意表を突いた、出た瞬間ベストセラーだと思わす一品ですね。
最近は、20歳過ぎの娘と会話することが楽しみで、遅く帰ると大概大学のクラブから帰ってきた娘がテレビを見ていて、会話をする機会が楽しみになっています。そこから、若い感覚と流行を教えてもらっています。
おかげさんで、親父嫌いでないので嬉しいです。親父の話の相手になってくれ嬉しいです。
また、娘と一緒に、炉端でお酒でも飲んで「一人の人間」として話が出来たらいいなと思っています。