2010.11.10
税務調査ラッシュ!しかし怖くない!
税理士事務所と言えば、重要な仕事に税務調査があります。
今回は、わが事務所では10月、11月で税務調査が8件もありました。正確には現在折衝中のとこもありますが・・・・
現在5件消化しました。3件は申告是認といって無修正でなおかつ現場に行かないことにしますという『是認通知書」的なものをくれます。1件は2カ月も調査期間を要し1ヶ箇所のみの修正事項がありました。もう一件は本日先ほど終わりました。統括官と相談するとのことで結果待ち。雰囲気的には申告是認だと思います。
わが事務所は、本来税務調査がこのようにあることも珍しく、年間でも1~2件ぐらいが普通ですが、調査官におききすると10年ぶり的な感じでやってたまたま重なったのと違いますかとのことです。
過去の統計でも、10件中一件修正があるかないかぐらいです。品質とスピードが事務所の生命線であると思っています。職員の資質が高いお陰だと思って感謝しています。
以前は、勤務時代も調査の立会させていただいた経験があります。前日いつも胃が痛くなり生きた気がしませんでした。税務調査で修正があるのは当たり前であると思っていましたし、修正申告をすることで儲かると思っていました。
また、その延長戦で独立開業したものですから、独立後の最初の税務調査が税務署でなくその上の国税局が15人ぐらい来てびっくりした記憶があります。修正額も半端でなく億単位で新聞にも載ったくらいです。まさしく『マルサの女』という映画がありましたが、自宅の家宅捜査でいろんなところからお金が出てきました。夜中の12時頃まで自宅に調査官が逃げた奥さんを待っていました。小学生の子供が2人家の階段でご飯も食べず社長が尋問的に調査されている姿をのぞきこんでいる光景を今でも鮮明に覚えています。
そんな辛い経験が最初あったので、もう絶対そういう犠牲者を我が事務所から出さまいと決意してISO9001の国際品質基準をいち早く取得し品質にこだわった事務所作りを目指しています。
今から思えば辛い経験であったけど、今の事務所の基礎づくりになったと思います。
みなさん、長い目で見れば、適正な納税が一番キャッシュフローもいいし不況に強い財務体質になっているように思います。
もし、これを見られた方は、うちの事務所はそんな姿勢でやってますので、気軽にご相談くださいね。また、困っている方がおられましたらご紹介くださいね。