先週、やや強引にお休みをいただき、マカオと香港へ行ってきました。
約5年ぶりの海外旅行。
観光・買い物・グルメに4日間精を出しました。
精を出しすぎて、途中ちょっとダウンしちゃったりもしましたが(T_T)
ちなみにマカオのカジノは見学しただけ(>_<)
さて、イギリス領だった香港・ポルトガル領だったマカオ。両方とも現在は中国に返還されているのですが、どちらも「特別行政区」という位置づけなので、中国人であってもパスポートが必要です。香港⇔マカオの行き来にもパスポートが要ります。
でもどちらも川を挟んで中国本土とつながっている近さなので、今、香港とマカオは中国本土から最も手軽に行ける「外国」ということで、本土の人たちにとっての人気No.1スポットだそう(現地のガイドの方によると「日本人にとっての沖縄みたいなもの」)。
日本やアメリカなどのホント(?)の海外は、ツアーでしか参加できなかったり、100万円単位の保証金が必要だったりするなど、彼らにとってまだまだ垣根が高いのもあるでしょう。
そのせいか、マカオでは客室3000室というホテルに泊まったのですが、ほとんどが中国本土からの宿泊客でした。ガイドの方が「今年は今までで最高に多い」と言っていたくらいなので、相当なものなのでしょう。単なる観光客でしかなかった私でも、中国の方の人数の多さや勢いには、ちょっとした畏怖を感じるくらいでした。
しかも私が泊まったホテルのほかにも同じくらいの規模のホテルはたくさんあるのですが、それでも客室数が足りなくて、今マカオはホテル建設ラッシュ。建設予定地の看板には「オークラ」「マリオット」など外資系の名前がズラズラ。
急激な経済発展を遂げている中国の姿がここから見えたように思えました。
政府が、欧米や日本に「追いつけ追い越せ」で旗を振っているのだろうとも感じられました。
高度成長期の日本もこんなだったのかなあ・・・。
もし中国全体が日本と同じような経済レベルになったら、国民の数を考えると、そのパワーたるやものすごいことになるのでは・・・世界の勢力図が変わるくらいに・・・
それを象徴しているのが中国国歌。
ガイドさんに教えていただいたのですが、「中国人は前進しか考えません(=譲り合いの精神は皆無)。中国国歌の最後の3フレーズは『前進!前進!!前進!!!』ですから!」
まさに今「前進!前進!!前進!!!」している国の勢いをいたるところから感じられた4日間でした。
↑マカオで泊まったホテルです。これでも建物の一部。なんせ客室数3,000ですから・・・