先日のC.Nさんの香港話を聞き、うらやまし~!!と思うとともに、自分が香港に行った時の事を思い出しました。香港は私にとって、かなり強烈な印象のある都市でした。その代表が、香港アプローチ。私が香港に行ったのはもう20年前。その頃の香港国際空港は啓徳空港といって、思いっきり市街地にあり、香港の地形の狭さから飛行機は、市街地の上空で急旋回して建物スレスレに着陸します。世界で最も着陸が難しいと言われ、その様は香港アプローチ(香港カーブ)と言われ、世界の航空ファンでは、今も懐かしむ人が多いようです(私もその一人)。本当に建物の間をすり抜け、ちょっと頭を傾けると、ビルの中の人まで見えそうな、さながらジェットコースター状態で、あの時の光景は20年経った今でも忘れてません。本当に本当にすごい経験でした。98年7月の空港閉鎖の時、香港に飛びたい衝動にかられましたが、結局あきらめてしまい、それが今一生の後悔になっています。写真は啓徳空港閉鎖10周年を記念して発行された本、あのすごい体験、その時写真もビデオも撮ってなかったので、何か形にして手元に残したいと思って買いました。飛行機以外にも香港の色々な話が載っていておもしろかったです。もう香港アプローチは経験出来ないけど、また香港に行きたくなってしまいました。
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