星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則
軽井沢の老舗温泉旅館から、日本各地でリゾートを運営する企業へ飛躍した星野リゾート。その成長の背景には、星野佳路社長が実践した「教科書通りの経営」がある。我々経営者も、本から学ぶことの重要性を認識することは大切なことです。
- 星野リゾートの事業計画の背後には常に「教科書」が存在しています。
- 書店に一冊しかないような古典的な本ほど役に立つ。
- 1行ずつ理解し、分からない部分を残さず、何度でも読む。
- 理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる。
- 市場で埋没したリゾートを独自戦略で立て直す。他社の追随をやめ、ニッチ市場を開拓。
- 「変えない」お客様の心をつかむ。長期的な視点で売上高を伸ばす。
- 「おいしくなかったら全額返金します」
- お客様への対応は、数十秒の勝負。
- もてなし向上への「気づき」を集める。1人ひとりにピッタリのサービスを提供。
- 顧客が感じる「品質」を長期的に高めていく。ブランド価値を高める改革。
- 社員の気持ちを1つにまとめる。ビジョンを掲げて会社の目指す方向を示す。
- 熱狂的ファンをつかむコンセプトを作る。競争力向上のカギは「自分たちで決める」
- 社員が持つパワーを引き出して業績回復。「任せる」から社員は自分で考えて動く。
税理士 尾中 寿
今月のお薦め図書 『星野リゾートの教科書』中沢康彦著 日経BP社
今月のお薦め図書 『星野リゾートの教科書』中沢康彦著 日経BP社