安売りするな!『価値』を売れ!
今日、デフレであり、ものやサービスを価格競争して「安ければよし」というような風潮がある。我々の戦略は果たしてそれが正解なのでしょうか。安ければ、より安いところが出てくれば、またお客様は移動するでしょう。結局、市場価格を下げただけでメリットはないことになります。それなら、自社商品、サービスの『価値』をきちっと伝え適正な価格で売れる仕組みをつくるべきではないでしょうか。
- 自分の商品・サービス・ブランドが、お客様にどんな体験をもたらすか?それが「独自の価値」なのです。
- 売れる商品があるのではなく、「売れる売り方」があるだけ。
- 売れている商品は、「独自の価値」を創出して、その価値をしっかりと伝えている。
- 人間は、価値を知らないものは選ばない。
- 自分のお客様は誰なのか?あるいは、誰に向けて発信しているのか?それを明確にしなければ相手に届きません。
- 人は、同じものを買うならば関係性の深いところで買う。
- 一時的な関係性でなく、忘れられないように、お客様と継続的な関係性を築く。
- ターゲットを狭めるとマーケットが広がる。
- 商品を「編集」することで、新しい価値が生まれる。編集とは、意味づけや再定義をして、ターゲットに発信することです。
税理士 尾中 寿
今月のお薦め図書 藤村正宏著『安売りするな!「価値」を売れ!』 実業之日本社