人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手とかかわって本当の
成功と幸福を手にいれる唯一の方法である。
- すべての人が他人に何かを求めている。誰もが相手に好意を求め、自分を受け入れて『認めてほしい』と思って いる。
- すべての人は、『成功』と『幸福』を求めている。私たちはたいてい他人とのかかわりを通じて成功を収める。幸福をどう定義しようと、それは他人とどんな関係を築くかに大きく左右される。
- 『良い人間関係』とは、自分が求めているものを手に入れるのと引き換えに、『相手が求めているものを与えること』だ。
- 成功と幸福をもたらす最大の要素は、『人間関係の技術』である。
- 人間関係の技術をしっかりマスターすれば、成功への道のりの約85%と幸福への道のりの約99%の地点に到達することができる。
- 成功の15%は仕事のスキルによるもので、85%は性格的な要素、特に『他人とうまくかかわる能力』によるものだ。
- 失業者の多くは、仕事ができないからというより、人間関係でつまずいて職を失っている。
- 人間関係に関するかぎり、相手の『自尊心』を傷つけることはご法度だ。すべての人は、自尊心を大切にしてほしいと願い、それを傷つける人を敵とみなす。
- 心のこもったもめ言葉をかけて相手の自尊心を満たせば、気難しい人に対して大きな効果を発揮する。
- すべての人は『自分が他の何よりも大切』だと思っている。
- すべての人は『自分を認めてほしい』と願っている。
- 相手の自尊心を満たせば、おのずと好意的な態度をとってくれる。
- 世界中の人々が最も飢えているもののひとつは、『自分の重要感』である。つまり、すべての人は自分の価値を他人に認めてほしい、自分を褒めてほしい、自分に気づいてほしいと思っているのだ。
- 人々は、『承認』を最も求めている。 税理士 尾中 寿
今月のお薦め図書 レス・ギブソン著 弓場隆訳『人望が集まる人の考え方』ディスカヴァー