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嫌われる勇気

アルフレッド・アドラーは、自己啓発の源流としてフロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されていま

す。彼は日本では知れれていませんでしたが岸見先生がこの『嫌われる勇気』でご紹介されミリオンセラーになり、

最近で最も売れている本と言っても過言ではありません。

 

1.『トラウマ」は存在しない。トラウマは、自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える『意味』に

よって自らを決定するのである。

2.過去の経験に『どのような意味を与えるか』によって、自らの生を決定している。人生とは誰かに与えられるも

のではなく、自ら『選択』するものであり、自分がどう生きるかを『選ぶのは自分』なのである。

3.大切なのは、なにが与えられているかではなく、与えられたものを『どう使うか』である。

4.今のあなたが不幸なのは、自らの手で「不幸であること」を『選択』したからである。

5.あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているからである。

6.人間の悩みは、すべて『対人関係の悩み』である。

7.我々を苦しめる劣等感は、「客観的な事実」ではなく、主観的な『解釈』である。

8.対人関係の軸に「競争」があると、人は対人関係の悩みから逃げられず、不幸から逃がれることができない。

9.あなたは他者の期待を満たすために生きているのではない。わたしも他者の期待を満たすために生きているので

はない。

10.あなたにできるのは『自分の信じる最善の道を選ぶこと』です。その選択について他者がどのような評価を下す

のか。これは他者の課題であってあなたにはどうにもならない話です。

11.『人生の意味』は、あなたが自分自身に与えるものだ。

税理士 尾中 寿

今月のお薦め図書 岸見一郎 古賀史健著 『嫌われる勇気』ダイヤモンド社

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