今回、ご紹介する図書は、ウェイン・w・ダイアー博士の世界的名著である『自分だけの人生』である。この本は、私が学生の頃の30年以上前に読んで非常に影響づけられた一冊である。つい本屋で見かけたので買ってしまった。全世界で3000万人以上を変えたベストセラーである。
1.とにかく一日一日を、『徹底的に』自分を大切にして生きる。
2.人生のあらゆる問題はすべて自分で『選択』、解決することができる。
3.幸運は選択できないが、幸福は選択できる! 自分で自分の人生を選択する!
自分の感情を人のせいにするのはまさに間違った選択であって、全ての感情は自分の考え方、見方を深めることによって全部選択できる。 「最低限、不幸を選ばない!」
4.強気な『言葉』が強気な自分を創る!
何気なく言っている言葉も決して自分のマイナスにならないように使い、言い方を変えていくことが重要である。
5.他人の評価を『気にかけない』生き方
人の評価は本人の自由にならないものである。根本的なところは相手の勝手であり、気にしても始まらないのである。
6.自分を愛したことのない人間は、本当に人を愛することはできない。
7.『成長心』が人間の器を大きくする。
8.『自分の価値』は自分自身が決めるもの
自分は存在している。自分は人間である。それだけで十分なのだ。自分の価値は自分自身で決めるものであって、誰にも説明する必要はない。
9.『口癖』が自分の器を決める。
“私は内気である、気難しい、神経質である、怖がりである”は、自分自身の性格は自分で選択できるという考え方を否定し、その代わりに、自分の性格として認めたくないような特徴は全部仕方がないとして片づけている。『言葉』の力は大きい!
10.成功からは何も学べない。何かしら学び得るただ1つのもの、それは『失敗』である。
11.『先延ばし』人間に“夜明け”は来ない
やらなかったことは、先に延ばされたというよりは、むしろただ単に「今、やらなかった」というだけ。
12.自分をごまかさずに生きるから強い。『ありのままの自分』を受け入れ愛するを生きる。
税理士 尾中 寿
今月のお薦め図書 ウェイン・W・ダイアー著 渡部昇一訳『自分のための人生』三笠書房