①マーケティンク・゙システム・・・売上を獲得する能力
②ファイナンス・システム・・・組織を動かすための“お金”を管理するための働き
③生産マネジメント・システム・・・売上を獲得するために商品を継続的に生み出し続ける機能
④組織 マネジメント・システム・・・人をより生産的に働かせるための仕組み
4.組織の分業化が進むと、それぞれの担当領域が小さくなり、担当者は自分の担当領域のことしか考えなくなり、全体としての繋がりを診る大局観が失われる。組織は、部分最適よりも全体最適を優先し重視した組織が望まれる。
5.理想とする組織モデルは「人体」であり、環境に適応して生き残るという点で「感知」→「判断」→「行動」の超高速サイクルを持つ。(脳→中枢神経→脊髄→手足で反応)
6.人体組織から学ぶべき重要なヒントは、各臓器が「上下関係」でなくて、明確な役割による「共依存関係」で繋がっている点である。
7. 組織のコミニュニケーション不全に陥る神経回路が破壊される原因は次の3つの上下関係にある。 ①年齢差による呪い ②役割差による呪い ③性別差による呪い
8.人間の本質は、「自己保存」で自分の生存確率を最優先し、組織の利益を最優先するのと利害相反関係にある。組織として、自己保存の本質を逆手に取り、会社が望む行動を社員に「アメ」と「ムチ」で自己保存の本能に適するように推進することが出来れば、個人と会社の利害を一致させ、よい結果が出すことが出来る。
9.組織の利益を最大化するために、人が成長する仕組みとして個人の強みを引き出す「評価システム」を活用することで社員の報酬を増やすことが出来れば有効である。
10.評価システムの人を評価する基準は、「能力の評価基準」と「結果の評価基準」である。人事制度改革は、USJ再生の「1丁目1番地」だった。
税理士 尾 中 寿