稲盛和夫氏は、“37年前、私は何の経営知識も経験もないまま京セラを創業した。・・・・そこで、私は人生の本当の意味、経 営のあるべき姿を真剣に考え、自分なりの経営哲学を確立してきた。・・・だから、京セラは創業以来大変順調に発展を続けているが、その理由を問われると私 は「企業哲学があり、それを全社員と共有できているからです」と答えているのです。”と・・・・
「PASSION」という七文字は、経営を行う上で最も重要な七つの言葉の頭文字を表している。
- 「利益」 PROFIT
売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える。利益を追うのではない。利益は後からういてくる。 - 「願望」 AMBITION
潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つ。 - 「誠実さ」 SINCERITY
商いの相手の身になって行動する。 - 「真の強さ」 STRENGTH
強さとは勇気である。決して卑怯な振る舞いがあってはならない。 - 「創意工夫」 INNOVATION
昨日よりは今日、今日よりは明日と、自分の創造性を発揮して、常に改良改善を続ける。 - 「積極思考」 OPTIMISM
常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で。 - 「決してあきらめない」 NEVER GIVE UP
誰にも負けない努力をする。地味な仕事でも、一歩一歩堅実に、努力を怠らずにやり遂げる。
今月の図書のおすすめ 『成功への情熱』PASSION 稲盛和夫 PHP