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ブランド 『自分の価値』を見つける48の心得

スターバックスは、「人の心を豊かで活力のあるものにする」というミッションがあります。パートナーの一人ひとりが愚直にこれを実現しようと努力することで、「価値観」は多くに人々に自然に浸透していきました。

1.一流の人には使命感があります。何のために、誰のために、自分が存在しているのかを知っている。真の一流は、自分の使命や価値観に従って行動している。

2.企業は、事業を通じて「世の中を良くしていくこと」が、存在理由であり目的です。利益は、その事業を継続していくために必要な手段であり、決して目的ではない。

3.何のために働いているのか、何のために生きているのか、その志を持つ人だけが、人を惹きつける一流の「ブランド人」になりえるのです。

4.たとえマスコミに知られていない無名の人でも、自分をつらぬいて生きている人がいたら、そういう人を見つけたて付き合うことです。

5.ブランドとは本来、その企業や『個人のミッション』が滲み出てくるものです。

6.一流は「ブランド人」である。ブランドをつくるのは、お客様の期待や想像を超えた感動経験なのです。

7.「安売り行為」は裏切り行為である。値下げするのは、自ら自分の商品に値段だけの価値がないことを認めているということです。

8.会社は「コスト削減」では再生しない。私が再生するためにまずしたことは、ミッションに戻り、そこからすべてを再構築することでした。

9.「自分が知っている自分」を「ミッション」とします。「他人が知っている自分」を「ブランド」とします。

10.「この人から買いたい」と思ってもらう「信頼できる人」つまり「自分ブランド」をもつ営業マンから買うものです。

11.ブランド力をつけるには長い時間がかかるのに対し、ブランドはたった一つのミスで瞬間的に崩壊してしまいます。

12.ブランドになるということは、相手との信頼関係を築いたということであり、崩壊の理由はブランド側がその信頼を裏切ったということです。

13.企業は、人の採用の際、面接が進むほど能力やスキルよりその人の価値観や人間性を確かめるべきだと思います。

今月のお薦め図書 岩田松雄著『ブランド「自分の価値を見つける48の心得」』アスコム

税理士 尾中 寿

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