20世紀の最大の発見、それは、『思考は現実化する』という法則だと言われています。多くの人は、思考が言葉を生み出すと考えている。しかし、実際は言葉にしたとき初めて思考は力を得て実現に向けて走り始めるのである。
1.「言葉の使い方」で、人生はあっさり変わります。いつもマイナスな言葉ばかり使っていると、嫌なことが起こり、いつもいい言葉を使っていると、嬉しい出来事が起こります。
2.人は、言葉で成長する。「言うは易し、行うは難し」で人の心は、簡単に変えることができません。変えることは、「いい言葉を口にする習慣」を身に付けることです。
3.思考と逆の言葉を使っていると、本音でいくら出世したいと思っていたとしても、あなたの脳の深い部分では、その注文をまったく受けつけてくれません。
4.言葉にして希望を明確にしましょう。いい言葉を自分の意識に刻み込むのです。人は、使った言葉にふさわしい人物を体現するようにできています。
5.あなたの言葉を一番聞いているのは、ほかならぬあなた自身の耳なのです。人は誰もが自分の口にする言葉の通り人生を送っています。
6.脳は、2割の映像と8割の言葉でつくられていると言われています。だから、プラス言葉を口にすることで、あなたの人生は大きく変わるのです。
7.脳の深層部分に入った言葉はどんな言葉でも、言ったことを実現させようとします。思い込みが強ければ強いほど、行動に表れやすくなります。逆を言えば、その思い込みを変えさえすれば、自分の行動や人に対する接し方も変わるということになります。
8.潜在意識は自分自身が口にしたどんなことでも、その言葉の意味を読み込み、無条件に従います。そして気づかないうちにゆっくりと、その言葉通りの現実につくり変えていくのです。
9.あなたがゴールを設定し、その実現イメージを言葉にして潜在意識に刷り込んでいくと、潜在意識はそのゴールを達成するための手段を捕まえるようになります。
10.できると思って動くのか、できないと思って動くのか、どちらの言葉を使うかはあなたの選択です。まず、「自分はできる」と口に出すことです。
11.潜在意識は、「主語を認識できない」ので、他人をほめることも、あなたのセルフイメージを上げる大きなチャンスです。
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税理士 尾 中 寿