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野村克也 全語録 ~語り継がれる人生哲学~

人として生まれる、人として生きる、人を生かす、人に生かされる。それが『人生』の意味である。すべては、己を知ることからはじまる。自分を知らない人間が大成する道理はない。

1. 人は、他者からの評価のなかで生きている。人間は、一人ではけっして生きられない。誰かとどこかでつながり、何らかの人との関わりのなかで生きている。

2. 「3人の友」を持て。

1 「原理原則」を教えてくれる友
2 師と仰ぐ友
3 直言してくれる友

3. 一生懸命にまさる美しさはない。人はその美しさに感動する。考えることは、才能のない人間の最大の武器である。

4. 半人前の選手が、試合終わってからレギュラーと同じ行動を取っていたら、半永久的にレギュラーを超えられないということだ。

5. 小事が大事を生む。人間はいきなり大きなことを成すことはできない。どんな大事業や偉業も、小さなことをコツコツ積み重ねてはじめて達成できるのだ。

6. 情報とは、使ってはじめて価値を持つ。

7. 「努力する」ことは、プロであり続けるための最低条件。問われるのは努力したか否かではなく、「どれだけ努力したか」という徹底度と、「正しい努力ができているか」という中身だ。

8. 失敗と書いてせいちょう(成長)と読む。人は、失敗したからこそ「どうすればよいのか」「自分にはなにが足らないのか」と悩み苦しみ、懸命に頭を使って智恵を絞り、成長する。

9. 「一流」より「超二流」の選手の方が大切だ。この超二流には、頭を使って必死に努力すれば誰でもなれる。

10. 弱者が強者を倒す原理原則は、戦力の集中にある。

11. 肉体の衰えをカバーするために、頭脳と技術を磨く。

今月のお薦め図書 野村克也著 『野村克也 全語録』プレジデント社

税理士 尾 中  寿

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