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大阪下町情緒 その2「渡し舟」

「とせんめぐり」

先週の日曜日、お母さんとお父さんとおねえちゃんとで、とせんめぐりに行ったよ。

はじめに、バスにのって、・・・に行きました。次に、歩いてじんべえとせん

のりました。ただで、ふねにのれるから(いいな。)と思いました。

 

これは次女が書いた日記です。学級通信に載ったため私の眼にとまりました。

「」を使うべきところを()を使っているのはご愛嬌(^。^)

(いや、もしかして正しいのかな?)

 

ただ」でのれる「渡船」というものが未だに大阪に存在していること、

皆さんご存知でしょうか?

大阪はいわずと知れた「水の都」です。それゆえに橋が多い街ですが、

水運上の事情によりどうしても橋をかけることができないところもあります。

そこで橋の代用として「渡し舟」があるんです。

あくまで「橋」の代用なので、「ただ」なんですね。

生活道路の一部と化しており、自転車や単車での乗船も可能です。

さすがに今では数が減りましたが、それでも大正区~西成区を中心に

8路線が残っています。うち7路線は大阪市建設局の運営、残る1路線は

大阪市港湾局の運営です。どの路線もだいたい15分毎に運行されています。

 

私はうち5路線に乗りましたが、感想はというと・・・

大都会「大阪」という800万都市のどまんなかで、郷愁にひたることができる

なんとも不思議な空間です。

下記HPにてその光景を見ることができますので、ご覧ください。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway/3939/photo/tosenphoto.html

きっと、忘れかけていた何かを思い出すこと間違いなし!ですよ。

 

さらに変わりネタとして「隧道(トンネル)」というものもあります。

海底(川底?)トンネルです、興味のあるかたは「安治川隧道」で

検索してみてください。近くにお住まいの顧問先様によれば、

川底のためか、夏でもひんやりと涼しいそうです。

(次回は「銭湯」です。)

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