あっという間に終わってしまった鳩山政権。
まさかこんなに短命だったとは・・。
こんなことになるとは思っていなかった先月のゴールデンウィークに、鳩山会館へ行ってきました。
今回は首相交代を記念?して、鳩山会館訪問記です。
場所は東京都文京区音羽。東京の地理にはさっぱり疎いもので、とりあえず掲載されていた交通手段どおりに行ったのですが、後で調べてみると「文京区」というだけあって、学校が非常に多い所でした。たぶん住環境としては人気のところではないかな?
入口から建物のある高台まで、ものすごい急坂なのですが、そこからしてすでに緑が多く、手入れも行き届いています。そして道路から少し離れているせいか、都内とはいえとても静かでした。
この建物は鳩山前(!)首相の祖父・鳩山一郎元首相が建てたもので、実際に住まいとして使われていたそうです。前首相もここに遊びに来ていたそうで、その写真も飾られていました。今は改修して鳩山一族の軌跡を展示する記念館となっています。
建物を見学しての感想は・・・
「「音羽御殿」というだけあるなあ。やっぱりお金持ちだったのね」
身もフタもないですが、だって大正13年に個人がこんな大きな洋館を建てていて、しかもステンドグラスがあるんですよ。その絵柄も鳩が飛び交う意匠。当然特注ですよね。
ここのお楽しみ(?)の一つが、建物のあらゆるところにちりばめられている鳩のモチーフが何羽いるか数えてみよう!というもの。チャレンジしてみましたが、建物の外側に付けられているのはすぐ数えられたものの、↑に書いたステンドグラスや置物など、建物の中にもいっぱいいてるんですよ。すぐギブアップしました・・・。
建物も豪奢ですが、庭園も見事です。広さはさほどではないものの、洋風テイストの中に和風のモチーフもあり、しかもそれがうまく溶け込んでいました。
とくにバラ園は種類も豊富で、花が咲いたらさぞ見事だろうなと思わせるものでした。
私が行ったときはまだ早かったので、つるバラが少し咲いているくらいでしたが。
こういうところで育った「坊っちゃん」な首相では、そりゃ金銭感覚も違うだろうと思いました。維持もそれなりに大変でしょうが、それは違う人がやってるんだろうし。
これから前首相がどうされるのかわかりませんが、鳩山会館に記念品が展示されるのは間違いないでしょう。どんなふうに展示されるのか、10年後ぐらいにもう一度行ってみるのもアリかも・・・ですね。