今回ご紹介する本は、『人を動かす』・『道は開ける』で世界各国でミリオンセラーになっているデール・カーネギーの世界のどこでも出版されなかった幻の書である。ラジオ講座のシナリオとして書かれ、生の声を文章化したものである。
- 間違いを犯したときには、それを素早く、十分に、心から認める
- どんなに人が間違っていると思えても、人を悪しざまに非難してはならない。
- その人自身の過ちに気づかせなければならないならば、その人の感情を傷つけないように、上手に、思いやりをもって行うこと。その人の面目が保たれるようにすること
- 自分を内気で引っ込み思案な人間だと思うことをやめること。
- あなたが恐怖心を抱く唯一の理由は、自分が他の人からどう思われているか、それが気になってしょうがないということなのです。
- うるさい小言は言わないこと!小さなことであら捜しをしないこと!人を自分の思い通りにしようとせずに、人それぞれの幸福を、尊重しようではありませんか!
- 実際にトライしてみれば、自分が思っている以上のことができる。
- 人から興味を持ってもらいたいと思うならば、まず人に対して興味を抱くこと。
- 取引をしようと思うならば、相手特有の問題が何であるかを発見し、相手がそれを解決できるよう、援助を提供すること
- 相手に対する自分の態度が、自分に対する相手の態度を決定する
- ビジネスで一番の方法は、人からいくら取ることができるかということを考えることではなく、人にどれだけのことがしてあげられるかを考えるところにある
- 人間性の最も深い部分にある衝動、それは自分が重要な人物であるという認識を得たいという欲求である。その人に重要感を与えることです。
- 一瞬にして人に好かれる方法は、微笑みということなんです
- この世で自分の名前ほど耳に心地好く響く音はない。そして、人の名前を覚えておいて、それを頻繁に使うということほど、人を喜ばせるものはありません。
- 人に好かれたければ、不機嫌な性格を改めることです。
税理士 尾中 寿
今月のお薦め図書 田中孝顕訳 『デール・カーネギー こうすれば必ず人は動く』きこ書房