といっても、仕事の話ではなく・・・
スポーツ観戦の話。
大した趣味もない私ですが、スポーツ観戦だけは大好きで、格闘技系を除けば何でも見てしまいます。あくまで見る方専門ですが。
今年はバンクーバーオリンピックにサッカーワールドカップ、2大イベントの年ですね。年明けからウキウキだったのですが、いつものことながら時差には参ります。
おまけに6月半ばからは毎年恒例のウィンブルドンテニス。
おかげですっかり寝不足(-_-)zzz
昨日(今日の未明)男子決勝が終わり、やれやれといった気分です。
男子の決勝は昨年までの3年間、いずれもフルセットにもつれ込む大熱戦でしたので、今年はどうなるかなと思ったのですが、あっさりストレートでナダルが優勝しちゃいました。
フェデラーは準々決勝で敗退してしまったし、いよいよナダル時代到来ですかね?
でも何よりもいちば印象に残ったのは、ジュニアの女子シングルスで、日本人の石津幸恵選手が準優勝したことです。
土曜日の夜に生中継のあった女子シングルの決勝が、あっさり1時間チョイで終わってしまい、「サッカー見よう」というわけで、「アルゼンチンVSドイツ」にチャンネルを変えて、その合間にNHKに戻したら、なんと生中継でジュニア女子シングルスの決勝が映っている!!!
残念ながら第3セットのホントに終盤で、粘ったものの最後に相手選手にポイントが入って敗れたところでした。
何が印象的だったかというと、試合が終わって審判と握手して自分の席に戻った石津選手がもうその瞬間から泣いていたことでした。
あとで試合経過の報道を見たところ、第1セットを奪われたものの、第2セットは取り返し、第3セットも相手のサービスゲームをブレイクしてリードしていたのに、そこから一気に逆転されて敗れてしまったようです。
そりゃ悔しかったことでしょう。でも、そこで悔し涙を流せる性格であることが「こりゃスポーツ選手向きだわ」と感じさせました。ここで悔しいと思えないと、プロアスリートとしてはやっていけないでしょうから。
バンクーバーオリンピックのフィギュアスケート女子シングルで、浅田真央選手の演技後のインタビューを見たときにも同じことを思いました。あの涙にはキム選手に敗れた悔しさと、自分の演技ができなかったことに対する悔しさも交じっていたのでしょう。
でもこの悔し涙が、さらに彼女たちを大きくすることは間違いありません。
「悔し涙を流したのなんていつだろう?」と思い、そして悔し涙を流せる熱い気持ちを羨ましく思った、今回のウィンブルドンでした。