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ザ・ビジョン

 

ビジョンがあるから集中でき、『全速前進』で進めるのだ。全速前進とは、明確なビジョンを持った時、自分自身を知り、何を基準にして、どの方向にすすめばいいのかを知ったとき、全力で進むことが出来るものだ。

1.共通のビジョンがあり、めざすべき目標と方向性がはっきりしていると強い信頼と尊敬で、進んで社員に責任を分担し自分で判断する権限を与えることが出来る。

2.『目的』というのは、自分がなぜこの会社で働いているのか、自分はなぜ生きているのかを理解すること。全員が『目的』の達成に向かって力を結集できるように、わが社の使命は何なのかをみんなが理解するということなのだ。

3.目的とは何か

①組織の存在意義である。

②単に事業の内容を述べたものではなく、「なぜ」という問いに答えるものである。

③顧客の視点に立って、その組織の「真の使命」を明らかにしたものである。

④偉大な組織は深遠で崇高な「目的」、すなわち社員の意欲をかきたて、やる気を起こさせるような、「有意義な目的」をもっている。

⑤表面的な言葉づかいより、そこから人々に伝わる「意味」のほうが重要である。

4.価値観とは何か

①目的を達成する過程で、どう行動していくべきかを示すゆるやかなガイドラインである。

②「自分は何を基準にして、どのように生きていくのか」という問いに答えるものである。

③価値観の内容を具体的に明らかにしないかぎり、どんな行動をとれば価値観を実践できるかはわからない。

④常に行動を伴うものでなければ、価値観は単なる願望にしかならない。

⑤メンバーひとりひとりの価値観と、組織の価値観とを一致させなければならない。

5.未来のイメージとは何か

①最終結果のイメージ。曖昧ではなく、はっきりと思い描けるイメージである。

②なくしたものではなく、つくりだしたいものに焦点をおく。

③最終結果に到達するまでのプロセスではなく、最終結果そのものに焦点をおく。

6.説得力あるビジョンを生み出すための三つの基本要素 

①有意義な目的 ②明確な価値観

③未来のイメージ

7.ビジョンとは何か

『ビジョンとは、自分は何者で、何をめざし、何を基準にして進んでいくのかを理解することである。』

 

今月のお薦め図書 ケン・ブランチャード&ジェーシー・ストーナー著『ザ・ビジョン』ダイヤモンド社

税理士 尾 中  寿

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