仕事であれプライベートであれ、うまくいっている人の共通点は、人間関係の技術、人との接し方を心得ているということです。それには、人間の本性を理解することが人を動かす第一歩になります。
1.成功と幸福の秘訣は、円満な人間関係であり、人間関係の技術にあります。
2.9割の人々が人生で失敗する理由は、円満な人間関係を築くことが出来ないからです。
3.他人の自尊心を決して傷つけてはいけない。自尊心は誰にとっても非常に重要なものだから、人間は自尊心を傷つけられるものに対して必死に防御しようとする。
4.自尊心は単なるプライドではなく人間の尊厳にかかわる重大な要素であり、全ての人の心の中には「自分を大切に扱ってほしい」という強い願望が秘められている。
5.自尊心を満たしてあげると、相手は喜んであなたの手伝いをしたくなるものです。
6.相手に「自己重要感」を与える。人はみな自分が重要な存在だと感じたがっている。地位や肩書に関係なく、誰もが自己重要感を満たしてほしいと思っている。
7.相手をとるに足らない存在だと心の中で思っているかぎり、相手に重要感を持たせることはできない。
8.相手の間違いを指摘する場合、相手のプライドを犠牲にしてまで、些細なことで勝とうとしてはいけない。自分のプライドを満たすために小さな勝利を得ても、相手のプライドを傷つけると大きな損失をこうむることになる。
9.熱意は相手に伝染しやすい。自分の熱意を持っていない限り、相手に何かを売ることは決してできない。また、自信は信頼を生む。自信満々に振舞うことで相手の信頼をかき立てることができる。
10.信頼に値する相手だと思っていることを伝えると、相手は信頼にこたえてくれる。相手に恥をかかせたり、脅したり、説教したりすることによって相手を更生させようとしてはいけない。
11.成功者は、自分の口を閉じて相手に話をさせるように持っていく。
12.意に反する考えを押し付けられても、その人の考えは変わらない。
13.誉め言葉が人間関係を円滑にする。人に感謝できることを探し、優しい言葉で自分の気持ちを相手に伝えよう。
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税理士 尾 中 寿